2014年2月13日木曜日

初心者のための基地局の設備

基地局にハマり始めた皆さんのために説明していきたいと思います。
基地局は基本的にこのような装置が入っています。

~キュービクル~
  一言で言うと物置き。中には夢と希望が一杯・・・ではなくBBUや停電対策用バッテリーが入っている。

   
~MISC架~(収容かんなどとも)
  キュービクルを小さくした冷蔵庫サイズの箱。最近は装置が小型化され、このタイプも増えている。ソフトバンク基地局でよく見るが、KDDIも少しずつ増加してきている。

~BBU~(ベースバンドユニット)
  基地局の頭脳のようなもの。 BBUで信号を生成し、RRHで実際に電波にする。キュービクルに引き篭もっている場合もあるが、屋外設置されている場合もある。屋外設置の場合、RRHと見た目が似ている場合が多い。 また、ピコセルなどはRRHと一体型の装置を使用している。

~RRH~(リモートラジオヘッド RRU、リモートラジオユニットとも)
  BBUから受け取った光信号を電波に変換したり、端末側からの電波を光信号に変換し、BBUに送り返す。      

そのまんまのものもあれば・・・

ケーシングされたものもある


~光張り出し~
  BBUとRRHを数百メートル~数キロ離して設置すること。BBUやその他設備を設置するスペースが無いところで使われる。ちなみに地下鉄の基地局はほぼ100%光張り出し。

~アンテナ~

 ・オムニアンテナ
 指向性を持たず、全方向に電波を出すアンテナ。主にウィルコム基地局やソフトバンク基地局、地方ではWiMAXで採用されている。 槍に見えることから2本槍、4本槍、8本槍などとマニアに呼ばれることも
ソフトバンクの2本オムニアンテナ

 ・セクターアンテナ
 指向性を持つアンテナ。基地局といえばこのアンテナが定番。筒形が定番だが、かまぼこや板みたいな形をするものもある。 通常、一つの基地局に3つ使用されるが、それ以上使用されているパターンもある。
ウィルコム4本槍とドコモ2本槍、KDDI鉄塔(WiMAX寄生)


 ・無線エントランス
 災害時などに光ファイバーなどが切断された場合に備えての無線回線。ドコモのビルにアンテナが向いている。
マニアの間では太鼓アンテナなどと呼ばれている。

~各キャリアの特徴~
・docomo
auより細長いアンテナだったり、長さの違うアンテナが交互についていたりするのが特徴。また、全体的に金がかかっている。

・KDDI(au)
 
建物の上によく付いていたりする。CDMA2000に対応するためGPSアンテナ(通称キノコ)がほぼ必ず付いている。

・ソフトバンク
住宅地などでは、コンクリート柱の基地局が非常に多い。ドコモやKDDIのアンテナに比べると何か物足りなさを感じる。

・イー・モバイル
昔から使用しているアンテナは細い板みたいなアンテナだったが、最近の新設局はソフトバンクに非常に似た見分けの難しい局もある。

・UQ WiMAX
最近は2+化工事を恐ろしい速度で進めており、筆者の行動圏内ではほぼ全て工事が完了している。今まではBBUとRRHが一体型だったが、2+化で別になり、配線も増え、ごちゃごちゃしている。

・WCP AXGP
基地局自体はウィルコムに寄生している場合が多い。BBU部分をNTT局舎に借り入れたスペースに設置し、集中制御(クラウド基地局というらしい)している。そのため、BBU部分が必要なく、軽量なため、既存のウィルコム基地局にRRUをポン付けで寄生できる。

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