上級者の皆様には当たり前のことかもしれませんが、当たり前すぎて何も情報がないのでメモ書きです。
DJ-X100は広帯域受信機というジャンルの製品です。トランシーバーみたいですが、トランシーバーではないので、電波は送信できません。受信専門です。その分、通常のトランシーバーではできない1秒に100chという高速サーチができます。
DJ-X100はメーカーが自ら上級者向けと謳っている製品です。初期状態では何も設定されていません。容易に受信できるトランシーバーの周波数設定さえ入っていないので、自分で設定しないといけません。その分自分好みの設定が可能で、設定次第では大きく化ける機器でもあります。(凄すぎてここには書けません・・・)
今回は街中のトランシーバーを一括スキャンできるところまで設定します。Wi-Fiの10倍以上は余裕で飛んでますので、街へ出れば受信は容易です。
繁華街やイベントであれば、複数チャンネルで同時に交信が行われていることもあり、聞き飽きることがありません。
■手順1:プログラムスキャンを設定
FUNC→SCANより、1つずつ追加することもできますが、PCを利用しDJ-X100 Edit Toolで一括追加します。
「モード:T98/ステップ:6.25k」
- 154デジタル:154.44375 ~ 154.6125
- 351デジタル:351.03125 ~ 351.63125
- 467デジタル:467 ~ 467.4
「モード:FM/ステップ:20k」
154アナログ:154.45 ~ 154.61
「モード:FM/ステップ:12.5k」
- 348アナログ:348.56 ~ 348.775
- 421アナログ特小:421.575 ~ 421.9125
- 422アナログ特小:422.05 ~ 422.3
- 465アナログ:465.0375 ~ 465.15
- 468アナログ:468.55 ~ 468.85
■手順2:スキャンリンクを設定
スキャンリンク→設定→前手順で作ったものを全部追加
■手順3:設定書き込み
通信→書き込み(アップロード)
■手順4:スキャン
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