2023年8月23日水曜日

DJ-X100で街中のトランシーバーを聞く

上級者の皆様には当たり前のことかもしれませんが、当たり前すぎて何も情報がないのでメモ書きです。

DJ-X100は広帯域受信機というジャンルの製品です。トランシーバーみたいですが、トランシーバーではないので、電波は送信できません。受信専門です。その分、通常のトランシーバーではできない1秒に100chという高速サーチができます。


DJ-X100はメーカーが自ら上級者向けと謳っている製品です。初期状態では何も設定されていません。容易に受信できるトランシーバーの周波数設定さえ入っていないので、自分で設定しないといけません。その分自分好みの設定が可能で、設定次第では大きく化ける機器でもあります。(凄すぎてここには書けません・・・)


今回は街中のトランシーバーを一括スキャンできるところまで設定します。Wi-Fiの10倍以上は余裕で飛んでますので、街へ出れば受信は容易です。

繁華街やイベントであれば、複数チャンネルで同時に交信が行われていることもあり、聞き飽きることがありません。


■手順1:プログラムスキャンを設定

FUNC→SCANより、1つずつ追加することもできますが、PCを利用しDJ-X100 Edit Toolで一括追加します。

「モード:T98/ステップ:6.25k」

  • 154デジタル:154.44375 ~ 154.6125
  • 351デジタル:351.03125 ~ 351.63125
  • 467デジタル:467 ~ 467.4


「モード:FM/ステップ:20k」

154アナログ:154.45 ~ 154.61


「モード:FM/ステップ:12.5k」

  • 348アナログ:348.56 ~ 348.775
  • 421アナログ特小:421.575 ~ 421.9125
  • 422アナログ特小:422.05 ~ 422.3
  • 465アナログ:465.0375 ~ 465.15
  • 468アナログ:468.55 ~ 468.85


■手順2:スキャンリンクを設定

スキャンリンク→設定→前手順で作ったものを全部追加


■手順3:設定書き込み

通信→書き込み(アップロード)


■手順4:スキャン

ここから実機操作

SCAN長押し→リンクスキャン→さっき作ったやつ選ぶ→リンクスキャン実行

これで300chを一括スキャンできます。街中であればスキャンに引っ掛かり、何か聞こえてくるはずです。

2022年7月2日土曜日

カーナビを家で動かす


コンポ(死語)的なものを自作してみたくなったので、作ってみました。

今回は社外品や他社純正と比べても安い、日産のナビを使いました。


https://drive.google.com/uc?export=view&id=1yp3yCAcnCHoXocoecJcHodFb7j1GULq5



必要物資:

  • カーナビ本体
    • ヤフオクで探す
    • Bluetoothオーディオと地デジがあるモデルがおすすめ
    • MM115Dあたりがコスパ的に良い
    • 今回はMJ116Dを利用
  • スピーカー
    • 何でもよい
    • ダイソーの300円スピーカーからアンプ抜き取ったものを利用
  • DC12V
    • ATX電源でもハードオフのジャンク箱から拾ってきたアダプタでも何でもいいので12Vで3Aぐらい出せるもの
  • スイッチ(オンオフするスイッチです)
    • ACC電源のオンオフに必要
  • ハーネス関連
    • 電源/スピーカー用逆カプラ
      • https://amzn.to/3R35glg
      • 変人用ケーブルは逆カプラと呼ぶらしいです
    • 地デジ受信用
      • GT13→SMAメス
        • https://amzn.to/3Oxtm5X
      • SMAオス→Fメス
        • https://amzn.to/3R6Xqa8
    • ラジオ受信用
      • https://amzn.to/3yzFZb0
      • F型端子(壁のアンテナ端子)にする手法がないので針金差して聞く
    • (品番MJのみ)車速接続用のカプラ
      • MJシリーズは車速用のカプラを接続しないと立ち上がらない
      • よくわからなければMJシリーズには手を出さない方が良い

資材が揃ったら早速接続していきます。
日産20ピンの結線情報(ググってください)を元に逆カプラに接続していきます。
ACアダプタからの12V+電源は分岐し、スイッチを噛ませて常時電源とACC電源へ。

スイッチを入れると立ち上がります。
30分ぐらいの工作でした。
https://drive.google.com/uc?export=view&id=12NythKaBiSiDU0MYH2Bj2NEwbcsTcvCd

どこからどう見てもカーナビです。
良い。
https://drive.google.com/uc?export=view&id=1jKMR9lNG3pXycQG2K80HauHL6oem_Rvo

デモ走行でドライブ気分になってニチャア....したり
https://drive.google.com/uc?export=view&id=1-fvnoTE5tWovWHLDTR-Zntf0Q0246NNy

テレビもOK
https://drive.google.com/uc?export=view&id=1dm2rRtJzCV5qVv5qOtRNoc2OVTdUGTju

自宅にカーナビ、一台いかがでしょうか

2021年6月25日金曜日

MSI H310M PRO-VHのソフトウェアTPMを有効化する

Windows11祭りになっていたので、Windows11 PC正常性チェックツールでWindows11が導入できるか確認したところ、導入できないと出てしまいました。

しかし、ソフトウェアTPM(intel PTT)を有効化するとWindows11対応になるとのこと。


早速、Windows11をインストールするために、デフォルトで無効となっている、MSI H310M PRO-VH(MS-7833)のソフトウェアTPMを有効化してみます。

第8世代のintel CPUを搭載したMSI製のマザーボードであれば、他のモデルでも同じようにできると思います。

既にWindows10が稼働していることを前提にします。


~構成~

  • マザーボード:MSI H310M PRO-VH(MS-7833)
  • CPU:intel Core i5 8500
  • メモリ:24GB
  • SSD:WD blue 240GB SATA
  • GPU:GTX960
  • 組んでから約3年


スタートメニューを開き、Shiftキーを押したまま再起動


トラブルシューティングを選択


詳細オプション

UEFIファームウェアの設定

「Advanced(F7)」をクリック

Settings→Security→Trusted Computing
ここがミソです。以下の通りに変更します。
Security Device Supported:有効 (=TPM有効)
TPM Device Selection:PTT (ソフトウェアTPMをintelがPTTと呼んでいる)

変更したら画面右上にあるバツボタンをクリックして保存します。
保存後、再起動が掛かり、そのまま自動修復が走る場合もありますが、気長に待ちましょう。

Windows10が立ち上がって来るので、Windows11 PC正常性チェックツールを開くと・・・


「このPCでWindows11を実行できます」

思ったより簡単にソフトウェアTPMを有効化できました。
第二のCore2Duoとして(!)まだまだ頑張ってもらおうともらいます。

2020年10月25日日曜日

iPhone12で楽天モバイル5Gを使う

 

Rakuten 5G表示のiPhone

iPhone12シリーズで楽天モバイルの5Gを利用します。

公式が非対応と謳っていますので無理矢理対応させます。作業はすべて自己の責任において行ってください。


なお、現時点での実用性はありません。普段使いしようとしている方は諦めてください。(理由については後述)


ipswからキャリアバンドルを抽出し、ipccをiTunesからインストールします。

参考:http://140.238.63.231/index.php/2020/05/

なお、iOS14から、「Unknown.bundle」の箇所を「unknown.bundle」と記載する必要があります。


対応バンドはキャリアバンドルによって制限されていますので、楽天モバイルが使用している5G n77に対応しているキャリアのものを使用します。

といっても現状はソフトバンクしかないので、ソフトバンクのものをインストールします。

overrides_D52g_D53g_D53p_D54p.der.priの中には面白いことが書いてあるので、ぜひ見てみてください。


なお、ソフトバンクのキャリアバンドルを使用した際は以下制限があります。よって、普段使いには向いていません。

  • テザリング使用不可
  • auへのローミング不可(むしろ喜ぶ人がいるかもしれませんが)
  • (たぶん)SMS受信不可


APN設定を行うため、rakuten.jpのプロファイルを作成&インストールします。

http://private.aseinet.com/?page=ios/ios-profile


最後に再起動し、LTE表示から4G(もしくは5G)表示になっていたら成功です。

あとは二子玉川に行って楽しみましょう。お疲れ様でした。


iPhone12Proでは300Mbps代、何故か12無印では400Mbps代を叩き出すことも。


2020年5月7日木曜日

iPhoneSE(2020)で楽天モバイルローミングエリアのsmsと緊急地震速報を無理矢理使う


自分用メモ。実行の際は自己責任で行ってください。
新品のiPhoneがジャンク品になっても私は知りません。

http://140.238.63.231/
こちらの二番煎じです。

必要物資:

  • 書き換えたいiPhoneのipsw(SEの2020年モデルもOK)
  • TransMac


手順:

  • ファームウェアの拡張子"ipsw"を"zip"に変える
  • zipを開いて一番大きい.dmgファイルを解凍する
  • TransMacに食わせる(辛抱強く待つ)
  • TransMacで以下階層に進む \System\Library\CarrierBandle
  • UQかBIGLOBEかJCOMのフォルダをドラッグアンドドロップで抜き出す
  • zipファイルを新規作成する
  • zipファイルの中に"Payload"フォルダを作る
  • さっき抜き出してきたフォルダの名前をUnknown.bandleに変更する
  • "Payload"フォルダの中にさっき抜き出してきたフォルダを入れる
  • zipファイルの拡張子を"ipcc"にする
  • コマンドプロンプトからこれを打つ(最初の一回目だけ必要)
    • “C:\Program Files (x86)\iTunes\iTunes.exe” /setPrefInt carrier-testing 1
  • iTunesでShiftキーを押しながら復元ボタンを押す
  • ipccを指定する
  • APN構成プロファイルを入れる


作業後:

  • パートナーエリアでsmsが受信できる
  • パートナーエリアで緊急地震速報が鳴る


既知の問題:

  • 楽天エリアでの挙動は確認中
    • 逆に楽天エリアだとsmsが受信できないとかあるかもしれない
  • 署名されているのでrakuten.jpを埋め込むとかは無理
  • APN構成プロファイルがインストールされるまでテザリングは動作しない
  • 国内キャリアでもCarrierBandleによってはテザリングができなかったりする
    • KDDI系のmvnoならテザリングできる模様
  • speedtest.netアプリでCarrierBandleのキャリア名が出てしまう
  • 再販simでテザリングを有効化しようと試みるも無理
    • 禿本家をY!やUnknownで上書きするも反映されない
  • キャリア設定アップデートのポップアップは消えない
    • なお誤ってアップデートを押しても何も起こらない模様
  • 4G表示になる
  • 将来的にソフトウェアアップデートで塞がれるかもしれない
    • 13.4→13.4.1は大丈夫でした


その他メモ:

  • CA_18-3できる
  • キャリア検索でRakutenが2つ出てきたら上が440-11


戻し方:

  • Unknown.bandleをそのまま焼く


結論:
面倒臭い

2018年11月7日水曜日

MojaveのMacBookでWindows8.1を無理矢理BootCampする

最近のMacOSのBootCampはWindows10のみの対応となっており、通常の手段だとWindows8.1などをインストールすることができません。

僕はWindows10アレルギーなので、Windows8.1を無理矢理2015年モデルの無印MacBookへインストールします。

用意するもの
・BootCampしたいMac
・既存のWindowsマシン
・インストールしたいWindowsのディスクイメージ
・USBメモリ

1.Windows機でUSBメモリをexFATでフォーマット
NTFSだと失敗します

2.ディスクイメージをマウントする

3.マウントされたドライブから中身をUSBメモリへコピペ
情弱感丸出しですが、EFIブートなら動くのでまあ良しとします

4.MacのBootCampアシスタントでドライバをダウンロードする

5.USBメモリをMacへ差し替え、先ほどダウンロードした$WinPEDriver$とBootCampフォルダをUSBメモリのルートへ流し込む

6.Optionキーを押しながら起動し、USBから起動させる
いつものインストール画面が出てくるのでインストールします

7.ニヤニヤしながらインストールを待ちます

8.最後に、BootCampフォルダから追加ドライバをインストール
BootCampフォルダ直下のexeは弾かれるので、手動で一つずつ入れて行きます

あとはスタバでドヤるのみです。

※真似してデータが飛んだりしても僕は知りません

EarPodsは20回洗濯すると高級イヤホンに化ける


こんにちは、EarPodsを20回洗濯したにゃーんです

僕はEarPodsをiPhone5の時からずっと使っています。
EarPodsも6年目なんですね。

EarPodsを6年使い倒して思ったことを書いていきたいと思います。

1.着け心地が良い
着け心地がとても良い。長時間使用していても疲れないんです。
良いというより僕にカナル型が合わないだけかもしれませんが・・・

2.6年使っても、20回洗濯しても、壊れない
壊れないんです。マジで。
ボロボロだけどあと10年はいけそうです。

3.洗濯すると綺麗になる
綺麗になると共にいい匂いがしてきます

4.洗濯直後はスッカスカな音になる
中に水が入っていると超スッカスカな音になります。
その音質は100円イヤホン以下。
2日ほど天日干しすると元通りになります。

5.洗濯しまくると数万円のイヤホンに化ける
20回洗濯、そして6年も使っているうちに、EarPodsの弱みである低音が
補われて最強のイヤホンになっていました。
数万円するイヤホンにも劣らない音質です。
知人に聞かせたら「えっ!?!?!?」って言われました。マジです。



2800円ながら高級イヤホンへ育つEarPods。
開放型イヤホンの中では最強の分類に入るでしょう。

皆様もぜひEarPodsを育ててみてはいかがでしょうか。

また、AirPods育ててみたレポートも募集しております。
※故障しても知りません。